インナーサークル 「永遠に資本を生み出す装置」を目指して。

18年10月に発足した幣研究会(インナーサークル)は、多岐にわたる活動を行ってきました。

- 上場会社に、ストップ高に貢献

- 不動産会社に、質的引締めに対する解決策

- 不動産会社に、賃貸管理を2,212戸提供

- シェアハウス詐欺にあった投資家に対して、利回り250%化

- 猫保護施設に関する企画・運営

- 児童支援に関する企画・運営

上記以外にも、18年10月から19年3月にかけて50を超える活動を行ってきました。

 

あるインナーパーティで、某大学の経営の先生と出会いました。先生の研究の話、事業の話、私の活動の話と続くうちに、私の活動に関心を持ったらしく、立て続けに質問を浴びせかけれれました。「なぜそのような活動を行うのですか?儲かるからですか?」「何か思いつめている印象があります。原体験はあるんですか?」なとです。当の私はあまり上手に答えられなかったと記憶していますが、よく考えてみると自然の成り行きだったのかもしれません。

幼少期には父母の離婚騒動、小学生時代には祖父の死、高校時代には担任先生が俯きながら放った「SAn君にはクラスに戻らないでほしい」という言葉、大学時代には毎日ともに過ごした友人が行方不明になったこと、新卒の頃は泣きながら私を叱ってくれた上司が自殺したこと、創業時代には意向が会わずに多くの仲間を失ったこと。こうして振り返ってみると、29年という歳月を生きていると、辛いことも悩むことも多々ありました。弊研究会の設立自体も、「お世話になった人、好きな人の役に立つ」という理念も、頭をこねくり回した末の答えというよりは、自然に頭に思い浮かんだことも、「人」にまつわる記憶が多かったからなのかもしれません。言葉を選ばずに言えば、ただ単に、「寂しい」とか、「好きな人と離れたくない」という子供染みた表現がとてもしっくりきます(笑) 常々「好きな人の力を使いたい」「泣くほど喜ばせたい」と強く思っています。

 

研究会は「永遠に資本を生み出す装置」を目指しています。具体的には①資本の消散を抑える、②独占的な投資機会を与える、③紛争なく承継するというPB的フローを踏襲しています。それら全体に貫徹してアイディアを提供する機構として研究会を位置づけていて、そのそれぞれにおいて「多大な価値をもたらす機会(スイート・スポット)を極めて多数特定すること」を目指しています。この研究会は、今は微弱な資本装備ではありますが、最終的にはあらゆる業界のトップたち300名規模の巨大機構を想定しています。これが私なりの「最大限お役に立つこと」です。多大な価値というのは、単純に「閾値」×「ニーズ」と捉えています。例えば、昔読んだ小説に、こんな話がありました。ある麻薬組織に乗り込んだスパイが、麻薬組織の幹部を辞めさせるために、麻薬組織の幹部の子供が患っていた不治の病を唯一治せる医師を紹介するのです。幹部は泣いて喜び、麻薬組織を辞めます。本当に大切なこと(子の命は閾値を超えて大切)を、大切にしてもらうという図式がずっと心に残っているのです。主な活動領域は、運用、事業、慈善事業です。これらについて、スイート・スポットを特定することを使命としています。

 

立派なことを言っているばかりでは意味がないので、以下に関する活動を行っています。

- アイディアの募集

- アイディアの査定

- スイートスポットのシェア/企業への導入/サークル内での活動 

 

- アイディアの募集

事業領域においては、百戦錬磨の社長に事業案を頂くのがベストだと思っています。運用分野においては、ファンド/研究員等からインサイトを頂戴しています。合計で、週平均20程度の素案を収集しています。

- アイディアの査定

これは証券、アルバイトによって「その事業が本当に収益が上がるのか、金利上昇リスクに耐えうるものか」など査定します。必要に応じて税務・法務等の専門家に相談を行い、単なる仮説に過ぎなかった素案が、「閾値」×「ニーズ」をクリアできるかテストします。

- スイートスポットのシェア/企業への導入/サークル内での活動 

上記の査定の結果、スイート・スポットとなりうる機会を特定できた場合、オペに行う必要なことのある/ないことの仕分け、アウトソーシングすべきこと、期日管理、料金交渉などを行います。導入パッケージとしてメンバーの企業にご紹介することもあれば、単に情報共有に留めることもあります。だれも刺さらなかった失敗作は、幣サークル内でプロマネを行い、コンティジェンシー対応までを行います。

 

おそらく、この研究会のキモといいますか、キーバリュードライバーは、作業レイヤーも含めて知識・技術的なノウハウがあるとか、人づきあいが上手とか、記憶力・体力があるとか、そういうことではなく洞察力であると考えています。トイモデルの時点で、「なんとなくこのアイディアはいいかもしれない」という仮説が卓越していれば、スイート•スポットの特定比率も高まるだろうといことです。ですから、そのプロセス・分析の枠組みを一生懸命作りました。例えば、各分野のトップ層、つまり、多くの専門家、企業オーナーに頭を下げて、時間を作ってもらっています。例えば、上場企業/ベンチャーのオーナー、運用会社/PB/IBDの役員、NPO法人の代表や、某ファッション会社のデザイナー、大学の研究員、アルバイトなど、メンバーも徐々に増え、3月17日時点で28名います。それ以外のも、外資IBDの事業会社チーム、元会計系VCと検証面での提携が決まりました。(資金調達もできるといいなー)

 

補足ですが、「永遠に資本を生み出す装置」は業界用語でしょうか。PB界の歴史を紐解くと、稀に出てくる用語です。元々は、PBが得意だった「オフショア金融センター(OFC)×複雑な目的信託構造」スキームを使うと、努力なく、リスクなく、資本が永続的に増え続けたことを端に発していると、何かで読んだ記憶があります。某米国の運用会社が発端だと思いますが、絶対に認めないでしょう。